
今回のテーマは、Amazon中国輸入販売を始めるにあたり流れを説明します。
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そんな私がAmazon中国輸入販売を始めるにあたり流れを説明します。
【Amazon中国輸入販売を始める前に準備するもの】
Amazon中国輸入販売を始める前に準備するものは下記の通りです。
パソコン・通信環境
スマホだけでできませんか?という方がおられますが、ビジネスとしてやっていくならノートパソコンを準備してください。
お金
「ODM OEM」をしていくのにたくさんお金がいるのではないかと心配している方がいます。
確かに「OEMでオリジナル商品」をガッツリ作ろうと思ったら50万円~100万円必要です。
しかし、10万円から20万円でできる方法があります。
JANコード登録
「JANコード登録」は普段商品を買った際に付いている、13桁の数字が書かれたバーコードを使用します。
オリジナル商品を作る際に、バーコードの登録が必要になるので必ず登録しましょう。
ブランド名決定
「オリジナルブランド」で販売していきますので、どういった名前とデザインのロゴで販売するのかということも準備しておきましょう。
Amazon販売アカウント登録
Amazonの購入アカウントとは別に、更に販売アカウントが必要となります。
「大口」「小口」とあり、小口は無料ですが大口は消費税抜きで4,900円かかります。
セラースプライト(リサーチ開始時)
セラースプライトはリサーチに使うツールです。
Amazonをやっている方の8割くらいは使っており、商品の販売数であったり、販売額がわかるツールとなっています。
そして「登録」といった流れになります。
今述べた準備ができている前提で、①から⑭まで流れを簡単にご説明します。
【①リサーチ】
リサーチにはセラースプライトというツールを使います。(有料)
他のネタ探しとしては、
- YouTube、ネット、テレビ、雑誌
- SNS全般 Twitter、Instagram、TikTok、Facebook
- ネット ヤフーニュース、楽天市場、ヤフーショッピングなど
例えばランキングから売れているものを探したりして、商品を考えていく流れになります。
【②市場分析】
市場というのは決まっています。
例えばAmazonでいろんな種類のトートバッグが販売されています。
トートバッグの販売額を全部足して、月額1,000万円の金額だとするとその1,000万円は毎月変わらない訳です。
新しく販売する人が増えたとしても、1,000万円以上いく訳ではなく、その1,000万円の中で市場の奪い合いとなります。
どれくらいの市場でどれくらいの利益が取れるのか、ということを予測してやりましょう。
販売するときは必ず「500円以上の利益を考える」こと、「1個の販売額は1,500円以上」というのを考えてやってください。
【③ライバル分析】
市場を見たときに自分の戦う市場のライバルがどれくらい存在して、なぜその商品が売れているのかを徹底的に分析しましょう。
「競合の商品がどの部分で評価されているのか」「なぜ選ばれているのか」「競合の特徴はなにか」材質、機能、寸法、具体的な数値で見ていきましょう。
あとは売れている商品のレビューを見てください。
Amazonは☆が1から5までありますが、グッドは3から5です。
購入の決め手ということで感想として見ましょう。
悪い点は☆1から2です。
ここは改善要望なので品質問題やお客様からの声が上がっていますので、そこを改良のポイントにするとよいでしょう。
【④差別化(勝算の検討)】
差別化というのがとても大切になってきます。
分析が終われば今度は自分の商品を買ってもらえる理由を考えてみてください。
同じAmazonで販売したときに、自分の商品を選んでもらうための値段や品質、機能をしっかりと考えましょう。
- 商品知識をしっかりと身につけて「種類」「用途」「需要」を調べる
- ターゲットに関しては「購買層」「性別」「趣味」「顧客ニーズ」を重視
- 楽天のレビューも見る(他サイトを参考にすることも大事)
- 売れる根拠
- 自社商品の強み
- 選んでもらえる理由
- 相乗り防止対策
- 商品やパッケージに印字をする
- 紙タグ
こういったところをしっかり考えましょう。
【⑤仕入れ先リサーチ(1688.com)】
アリババ1688.comから仕入れるのですが、自分の商品をどこの工場から仕入れるのか、中国の工場の選定をします。
仕入れ先は3つくらい候補にあげて、サンプルを仕入れて進めていきましょう。
工場を決めるポイントは、「価格」であったり「評価」「購入者の数」などです。
注文する際は、最低ロット数や品質、原価などをサンプルを仕入れて確認して決めましょう。
【⑥ライバル商品の購入】
自分が入っていく市場のライバルの商品を実際にAmazonから購入して、実際に「どのようにして送られてくるのか」を確認します。
商品の品質も大事なのですが、「どんな梱包なのか」「メッセージカードの有無」「商品はどうなのか」などを確認しましょう。
これからライバルになる商品となるため、その商品に勝たなければあなたの商品も勝てないということなので、しっかりと分析をします。
そして売れている要因を調査し、バッドレビューが付いていればどの部分かを確認、梱包状態は「箱なのか」「袋なのか」を見ます。
あとは付属品の有無なども確認してください。
【⑦仕様書の作成】
実際にライバルの商品を仕入れて、中国の工場も決まったとしたら、中国の工場にオリジナル商品として販売するための仕様書を作成して指示をしていきます。
「ブランドロゴはタグなのか」「箱に印字なのか」「直接印字なのか」を決めて、簡単で丁寧にわかりやすくしましょう。
特に図解を使うのがおすすめです。
素材サンプルと変更点のサンプルを用意し、特に「ODM OEM」になれば変更するところが出てくるのでその部分を明確に伝えましょう。
変更点は画像やイラストを使って明確にわかりやすく、曖昧な表現は避けてください。
そしてレビューに基づいて改良をしていきます。
【⑧サンプル生産】
実際の仕様書を元にサンプル作成します。
仕様書と素材サンプルを準備して代行業者へ送付します。
すると代行業者から工場へ連絡がいき、仕様書に従いサンプルを生産する流れとなります。
完成品を代行業者に送付してもらい、代行業者からサンプルを自分の自宅に届けてもらいます。
サンプルとライバルの商品を比較して、品質で勝てるようであれば販売していきましょう。
【⑨サンプルチェック】
サンプルの品質、Amazonから仕入れたものと一緒に確認していきます。
その際、「品質」「仕様書の内容との照合」「梱包状態」などをチェックしてください。
【⑩本発注】
サンプルで問題なければ100個、500個、1,000個とロットで注文をします。
「OEM」の場合は最低ロットが1,000個ですが、交渉次第で500個にできる場合があります。
セラースプライトでライバルの販売個数を参考にして、自分の売れるであろう予測の1.5倍から2倍を注文します。
そして納期の確認と在庫補充の感覚、配送方法の検討(航空or船)をしてください。
【⑪商品ページ作成】
本発注をしてから生産に1ヶ月くらいかかるので、その間にAmazonに出す商品ページの作成をします。
写真や画像構成など詰めて作成していきます。
「画像は7枚以上」「商品紹介コンテンツ」と「スマホでどのように見えているか」が重要です。
そして購入者にとって必要な情報を提供できているか、タイトルやキーワードなどを準備します。
【⑫Amazon倉庫(FBA納品)】
工場で商品ができあがれば、中国からAmazonの倉庫(FBA)に直送します。
このFBAというのは「Amazonの倉庫」のことであり、もう一つ自社から発送する場合「FBM(自社発送)」というものもあります。
圧倒的にFBAの方が商品が売れますし、早く送れるのでFBAで販売をしましょう。
【⑬販売開始】
商品ページが作成できていて、中国からAmazonの倉庫(FBA)に納品されたらAmazonでの販売が開始されます。
【⑭販売開始直後】
スポンサープロダクトというAmazonの広告、SEO(上位表示させるための効果)をかけて、値段調整などをして上位表示させて自分の商品を売っていきます。
「広告を使うのか、使わないのか」「広告を使って利益が出るのか」「SEOを使うのか」をしっかり考えます。
「OEM」では基本使いますが、「ODM」では使わない場合もあります。
そして在庫を切らさないようにやっていく、これが一連の流れになります。
今後詳しいことは「Amazonの徹底講座」にてお伝えしていきます。
【本日のまとめ】
本日のテーマは、Amazon中国輸入販売を始めるにあたり流れを説明ということでお伝えしました。
物販に関する個別の質問はLINE@受け付けています。
Amazonについて更に詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてください
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