
今回のテーマは物販ビジネス初心者必見!せどり時代の失敗エピソードを暴露です。
物販に関する個別の質問はLINE@で受け付けています。
私は、せどりと中国輸入で物販ビジネスを7年経験して独立し、現在では、物販講師を勤めており200人以上の物販初心者の方をサポートしてきました。
そんな私が物販ビジネスにおけるせどりの失敗談をご紹介します。
今回は、せどり時代に失敗した3つの事例をご紹介していきたいと思います。
今でこそ中国輸入を進めていますが、元々せどりを4年経験し、成功も失敗も数多く味わってきました。
経験の中で最高の売上が月商500万円、利益を100万円ほど達成したことがあります。
独学でやっていた事もあり情報に乏しく、不良在庫を多く抱える事になってしまった為、年々売上が下がって利益も減りました。
最終的には400万円マイナスで赤字になった経験があり、せどりを辞めることになりました。
この経験を元に、同じ失敗を回避する方法をご紹介していきますので是非参考にして下さい。
【失敗①イオンせどりで不良在庫】
まず、イオンせどりで大赤字をした経験があります。
イオンではバーゲンや千円均一などのイベントが頻繁に行われています。
商品を調べると結構利益の取れる物があり、バーゲンや割引された商品を探しに行った事があります。
その中でも調べた際に利益があった商品をたくさん仕入れて、それをAmazonに納品していました。
FBAに納品するまでに大体1~2週間ぐらい掛かり、出品して元々利益が出るはずだった商品の価格が崩壊して赤字になってしまった事があります。
何故このような事が起きるかと言いますと、イオンは日本全国にお店があり、バーゲンも大体同じ時期に行われます。
ですので同じ商品が日本国中で販売されます。
販売された時は利益があるため売れると思い仕入れますが、その後同じような事をしている人達が日本国中におり、同じようにその商品を出品している訳です。
そのため価格競争が起きて価格はどんどん下がり、最終的に利益が出ないといった事が起きます。
せどりを始めた方は、なかなかそういった事が予測出来ず失敗してしまう方が多いです。
このようなチェーン店のバーゲンで売られている商品はあまりおすすめ出来ませんので、注意して下さい。
この項目から学べる事は、チェーン店のセールはライバル過多であり、価格崩壊しやすいため仕入れないという事です。
せどりというのは、1度しか仕入れられないという場合がほとんどだと思います。
ライバルが出せない商品を出して稼ぐように心がけましょう。
狙い目①「バーコードがついていない商品」
バーコードのない商品はやらないという方が意外と多いです。
逆にそういった商品を狙った方が利益が出たりします。
狙い目②「ショーケースに入っている商品」
こちらはバーコードを通せませんが、調べられないといった時には型番や商品名で調べる事でチェックが可能です。
【失敗②高額商品で返品され損害】
Amazonで高額商品を仕入れて販売、商品をすり替えられて返品され大損害といった事例もあります。
私はせどりを4年間やっていましたので、おもちゃや家電、アパレルなど色んな商品を取り扱ってきました。
高額商品でいうとパソコンを取り扱ったことがあります。
30万円位のパソコンも意外と売れるという事で、結構な数を販売していました。
利益が5万円程あり、喜んでいたところその1週間か2週間後の返品されたことがあります。
30万円の新品が返品されまず頭をよぎったのは、新品の商品が梱包を開けられたら中古品になってしまうという事です。
この点を最も懸念していたのですが、案の定返ってきた商品を見たらまず商品自体が変わっていました。
要はすり替えという物です。
実際は30万円の新品を売ったのに、それとは全然違う中古の15,000円位で買えるようなパソコンが送られてきました。
すぐAmazonに申請をして連絡をしましたが、Amazonでは全然受け付けてもらえず「どこが違うのか」「ちゃんとすり替えを証明で出来るものを提示して下さい」と言われ全く取り合ってくれないという事がありました。
泣く泣く30万円の損をしないといけないという状況になり、これでは納得がいかず何回もテクニカルサポートとやり取りをして、担当者を3人くらい変えて最終的に協力してくれる方を見つけることが出来ました。
元々シリアルナンバーの写真を撮っておいたので、それを証拠として出してすり替えを認めてもらい補填をしてもらったことがあります。
これほど大きな金額ですので諦めず対応していくのが大事だと思います。
もう1つはすり替えではありませんが、ルンバというお掃除ロボを販売し返品されたこともあります。
10万円位のルンバで、新品で販売した物でしたが箱は開封され商品も使用済みでボロボロになって返ってきました。
これもAmazonに「新品を売ったのに何故なのか」と確認したところ、Amazonにはお客様から動かないから返品したと連絡があったそうです。
実際の商品はゴミを吸い取る所に髪の毛や犬の毛のような物が絡まっており、回らない状態になっていましたがそこを綺麗に掃除すると普通に動く状態でした。
これはAmazonに何度か言ってもなかなか聞いてもらえず、泣き寝入り状態となり結局中古で販売したという経験があります。
こういった事がAmazonでは頻繁にあると思います。
ですので高額商品を売る時は特に注意しましょう。
ここから学ぶ事は、高額商品はリスクが多いので新品の高い値段の商品であれば「シリアルナンバー」や「本体の写真」を撮影して控えておくと保険になります。
すり替えはよくありますのでそれに対応するようにしましょう。
テクニカルサポートについても上手くいかない場合は担当者を変えて何度か相談してみて下さい。
人により対応が違ったりする場合がありますので、きちんと対応してくれる人に当たるまで何回もやり取りを変えてみるという事を覚えておきましょう。
【失敗③せどりが目的化しキャッシュ不足】
せどりに慣れてくると色々な商品が気になり、出品が目的化します。
色んな知識がつくと店舗での仕入れの目線が全て「自分の販売できる商品か」という目線で見てしまいます。
但しチェックをする時には利益が出る商品だけではなく、たくさん売れるのかなどを考えて仕入れていくと思います。
ですが慣れてくると利益が全くないのに回転がいいという理由でたくさん仕入れてしまう、といった事が起こる恐れがあります。
これをしてしまうと結果的に不良在庫が増えて、キャッシュフローが悪化して手元に現金がなくなるという事が起きます。
私はまさしくこれをやってしまった経験があります。
特に独学でやっていましたので、気付いた時にはもう不良在庫の山になって現金がない状況でした。
サラリーマンの時に取り組んでいたので、カードを10枚位作って販売をしていましたがカードの支払いが半端じゃない金額で月300万円や400万円という支払いが来ていたのです。
それほど仕入れて回していましたが、結局カードの支払日が月初や月末にあり、その時に支払うためのお金を用意しないといけないという事でせっかく仕入れた商品を赤字でも販売して現金にするというような事をやっていた経験があります。
おそらくせどりをやっている方は経験していると思いますが、カードの支払いに困ってしまうという事が起きたりします。
ですのでお金の流れをしっかり把握しておく事はとても大事だと思います。
自転車操業になってしまうとどうしようもなくなってしまうので気を付けて下さい。
ここから学ぶ事は、「そもそも売れている商品なのかデータをしっかりチェックする」「仕入れする際の回転率を把握する」利益が多いけど低回転なのか、利益は少ないけど高回転である、といった物があると思います。
ここをバランスよく仕入れていくようにして下さい。
そしてなるべく在庫を持たないように捌かすように回転させてやっていく事が大事になりますので、そういった事を考えながら仕入れをしていきましょう。
誰でも探せる商品ではなくて、いかに「プレミアムな商品」「誰でも仕入れられない商品」を情報を得て仕入れていく事がせどりで成功する秘訣だと思います。
毎月のお金の締めはしっかりチェックしてお金の流れを把握しておく事を忘れないようにしましょう。
【まとめ】
今回のテーマは「せどりの失敗事例を紹介」という事でした。
最後に本日のまとめをしていきます。
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せどり時代の失敗①「イオンなどのチェーン店のセール品は避ける」
狙い目商品は
- バーコードのない商品
- ショーケースに入っている商品
せどり時代の失敗②「高額商品はリスクがある」
対策は
- ロット番号や本体写真を残す
- 開封返品の対応を学ぶ
- テクニカルサポートに何度も連絡
せどり時代の失敗③「出品が目的化する」
対策は
- 売れている商品か確認
- 仕入れる際の回転率を確認し、バランスよく商品を取り扱う
- プレミアム価格になる商品を取り扱う
- お金の流れをしっかり把握し自転車操業を防ぐ
中国輸入について更に詳しく知りたい方は下記記事も参考にして下さい
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