
今回のテーマはアリババ1688.com仕入れのトラブル回避方法5選!です。
物販に関する個別の質問はLINE@で受け付けています。
私は、せどりと中国輸入で物販ビジネスを7年経験して独立し、現在では、物販講師を勤めており200人以上の物販初心者の方をサポートしてきました。
そんな私が中国輸入物販アリババ1688.comでの仕入れトラブル回避方法、安全な買い方と販売方法をご紹介します。
1688.comは主に有在庫でAmazonのODMやOEM、複数の商品を買う場合に使います。
その1688.comでのトラブル回避方法を今回はお伝えしていきます。
【1.サンプルを発注】
サンプルというのは商品を確認するという目的で発注をします。
単純に商品を買うときもまず少数から注文し、品質が良い物か値段相応かをチェックしましょう。
特にODMやOEMの場合は、まず小ロットで仕入れて下さい。
その商品がライバルの商品と比べてみて、同等もしくはそれ以上のものかを必ず確認しましょう。
そしてOEMの場合は自分の商品として作るものなので、サンプルとしてまず一番はじめに代行業者を通し自分の元に入ってきます。
その商品が自分の規格書通りの商品かをしっかり見ることがポイントとなります。
こちらは自転車用のスマホケースです。こういったものも簡易にODMが出来ます。
ただ商品にロゴをつける、機能を変更したりする場合は、ちゃんと機能しているかという点をサンプルで確認する必要があります。
なぜサンプル発注が必要かと言いますと、商品の実物を見て品質がしっかりしているかを確認しないと、出品してから品質が悪いとなった場合に大変なことになってしまうからです。
特にODMやOEMの場合は、自分で商品を作るため品質が命になります。
粗悪な商品を販売しないためにも必ずしっかりチェックするようにして下さい。
いろんな工場からサンプルを取る場合は、やはり3つくらいの工場から仕入れて比べると良いでしょう。
サンプルを作った場合、必ず2個ぐらいを注文して下さい。1個だけではなく2、3個注文して確認したほうがいいと思います。
品質のチェックはそのサンプル商品に目を通し、自分の規格と違う所をしっかり検品項目としてあげ、これを再度その工場に連絡をして強化など改善をしていくという流れになります。
梱包状態や仕様書の指示通りになっているかをしっかり見ましょう。
私の経験ですけども、今までOEM商品での初回の仕上がりは本当に不良品が多いです。
ですのでサンプルでしっかりチェックして依頼したとしても、初回の納品で500個1000個注文した時ですらやはりまだまだ不良品がありました。
それを何回も繰り返すことで品質が安定していくことを覚えておくとよいでしょう。
【2.代行オプションの利用】
先ほどのサンプルでしっかりとチェックする項目が分かれば、代行オプションでチェックすることが出来ます。
次は自分が商品を100個500個1000個チェックしていくのはなかなか大変なので、代行業者のオプションというのを使ってチェックするポイントをしっかり見てもらうという方法です。
例えばこのようなオプションがあります。
その他特殊な自分だけのオリジナル商品のここを見て欲しいというのも、全てチェックしてもらうことが可能です。
検品ポイントをサンプルでしっかり確認しておき、オプションの重点的に検品してほしい内容を伝えて実施してもらいましょう。
検品依頼の項目は例えば「ずれ」であったり、「ファスナーがスムーズに動くか」「汚れやサイズ感」「画像と実物の色の差」「破れ」です。
こういったものをしっかりと項目に入れて、チェックをしてもらいましょう。
【3.知的財産権の確認】
商品を中国から輸入する場合、安易になんでも輸入していいということではありません。
日本でも輸入が出来ない商品があります。
ですので税関で商品を止められないために、しっかりと調べておく必要があります。
有名なものであれば、「キャラクター」「バーバリーの柄」などです。
キャラクターであれば最近流行っている「鬼滅の刃」ですが、こういった商品も引っかかります。仕入れないように気を付けて下さい。
そしてバーバリー柄というのも最近すごく厳しく取り締まられています。
柄が似ているだけでもアカウントが飛んだりしますので注意して下さい。
また私の過去の経験ですが、知り合いの方の話になります。
Apple社のリンゴマーク部分をくり抜いたパソコンカバーを仕入れたが、このくり抜いた形が原因で税関で止まってしまい、全て没収となったことがあったようです。
こういったメーカー特有のマークにも商標権や商標がありますので、注意して下さい。
そういった商品が見つかると税関で止められて破棄されてしまいます。
500個1000個買ったとしても全て捨てられてしまうので気を付けましょう。
この知的財産権には「商標権」「商権」「特許権」「実用新案権」「著作権」などがあります。
難しい言葉ではありますが、代行業者や税関に確認するのが一番手っ取り早いと思います。
詳しくはこちらの特許情報プラットフォームというところで、確認してみて下さい。
【4.在庫納入制限数の確認】
ODMやOEMで商品をAmazonのFBAに送りたい場合、直接中国の代行業者からFBA直納というのが出来ます。
先ほどのサンプルでチェック、そしてオプションを使って、検品をしてもらって入れるわけですが、注意しておかないといけない点があります。
Amazonの倉庫に納品できる数が限られてるという点です。
最近Amazonも売上が上がってきており、倉庫がどこもいっぱいになっているという状態になっています。
ですので過剰な在庫を持ちすぎないよう、制限をかけています。
なので初回の発注前に必ずチェックをしましょう。
最大納品数量の確認方法ですが、Amazonのセラーセントラルから入っていただいて、「在庫健全化数ツール」そして在庫に補充という所を押していただければこちらのように出てきます。
数字のところを押していただくと、最大どれだけ納品できるか出てきます。
その数を目安に納品をしましょう。
実際商品によってもこの納品数が変わったり、販売するジャンルによって最大納品数が変わります。
販売実績を積むと納品数の上限がアップしていく、というようになっています。
初回は最大1SKUで200個というのが大体の基準となっていると思います。
カラーバリエーションが5色あり、1SKUに200個ということであれば、200×5色ということになるので、1000個納品が出来ます。
SKUというのは「Stock Keeping Unit」といい、受発注、在庫管理を行うときの最小の管理単位です。
例えばTシャツでカラーが4色あり、サイズはS M L LLと4種類あった場合は、4×4で16SKUというような形で数えます。
また本発注の数量が500とか1000という注文になると思いますが、1つのSKUで200なので500の場合でしたら300余ってしまいます。
こういった場合にどうしたらいいかと言うと、溢れた在庫については代行業者で一時保管してもらうというやり方があります。
その場合は保存期間や費用を確認して下さい。
そして自宅または事務所で保管する方法があります。
その場合は保管スペースを必ず確保しておきましょう。
倉庫を借りて保管するのも1つの手です。
私の体験談ですが、始めてODMをした時に段ボール箱を50箱以上の商品を自宅に送ったことがあります。
机上でしか見ていなかったので、現実にどれだけくるかのイメージがなかったのですが、実際届いた時には佐川急便の大きなトラックに段ボールがいっぱい入った状態でした。
家中を埋め尽くしてしまい、家族から怒られた経験があります。
ですので皆さんもたくさん注文する場合、特にODM OEM 1000単位など商品が大きい時は注意して下さい。
【5.中国大型連休の把握】
1688.comや仕入れの代行業者が休業するので、この休み期間をしっかりと覚えていただきたいと思います。
実際ポイントとして見ていただきたい所は、春節と国慶節です。
2021年は7連休となっています。この期間は前後も物流が止まったり、混乱しますので注意しましょう。
ここまでやってトラブルが起きてしまった際の対処方法は、別の動画で解説しています。
【まとめ】
本日のテーマはアリババ1688.comの仕入れのトラブル回避方法5選、ということでお伝えしました。
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本日のおさらいをしていきます。
1.サンプルの発注
2.代行オプションでのチェック
3.知的財産権の確認
4.代行納入制限数の確認
5.中国大型連休の把握
の5つのポイントをしっかりとチェックして下さい。
中国輸入について更に詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてください。
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