
今回のテーマはタオバオで代行業者を使わないと起きるトラブルについてです。
物販に関する個別の質問はLINE@で受け付けています。
私は、せどりと中国輸入で物販ビジネスを7年経験して独立し、現在では、物販講師を勤めており200人以上の物販初心者の方をサポートしてきました。
そんな私が中国輸入仕入れ方法3選と失敗しない代行業者の選び方のポイントをご紹介します。
中国輸入をする方法3つとそのメリット・デメリット
- 個人(自力)で輸入する
- 外注(中国在住)を雇う
- 代行会社を使う
それぞれの方法とメリット・デメリットをお伝えします。
①個人(自力)で輸入する
中国はWeChat(チャット)が主流になっています。
これでやり取りが日本からでも出来ます。
翻訳ソフトを使用し、WeChat(チャット)を使って交渉していくという流れになります。
「Google翻訳」や「エキサイト翻訳」を使って中国語で交渉します。
そして決済は「アリペイ」というもので、商品の発送を待ってから代金が振り込まれるというシステムが使えます。
よって安全に取引が行えます。
不良品が発生した場合、WeChat(チャット)に連絡をして返品交換などの問い合わせをする流れになります。
メーカーによっては商品に不備があっても返品を受け付けてくれないこともあります。
よく起こることなので、購入前に返品可能な商品か確認しておきましょう。
取引の最後に「確認集荷物」、受け取りましたというボタンがありますので、それを押さない限り出品者にアリペイのお金が支払われないといった取引も出来ます。
但しなかなか難易度が高いと思います。
個人輸入のメリットは、
- コストを抑えて取引ができる
- アリペイを使えばお金のやり取りは安全
個人間取引なのでマージンの発生はありません。
そしてアリペイを使えば、お金のやり取りは安全に出来ます。
デメリットは
- お金の信用問題がある
- 自分で言語を翻訳して対応する必要がある
- 時間がかかる
- 商品の確認ができない
- 個人での仕入れは障壁が多い
アリペイでは安心ですが、中国にお金を送ってしまったらなかなか返ってこないことはよくあるのでリスクはあります。
商品は届いてから確認することになるので、全然違うものが届く場合があります。
外注(中国在住)を雇う
中国在住の方に頼んでタオバオで買い付けて日本に送ってもらうやり方です。
中国では個人でも発送代行を請け負っている人も多いので、中国現地のパートナーさんを雇う方法もあります。
募集はクラウドソーシングサイトです。
掲示板などを出せば沢山応募があります。
実際パートナーを探すサイトで「みんなの上海」というものがあります。
実際に出されている方が沢山いますので、その方の文章を参考に作れば同じような求人が出せます。
ここから面談や連絡を取り合い、「日本語ができるのか」「物販、輸入経験があるか」など聞きながら話を進めていく流れになります。
やはり日本語が堪能で物販経験がある人と組むとビジネスがスムーズになります。
もう1つはTRADE CHINA(トレードチャイナ)というものがあります。
ここも同じ様に募集をしているところですので、こういったところを使って現地の中国の方で日本語ができる方を探してやり取りを進めていきましょう。
外注を雇うメリットは、
- 外注費が安く済む可能性がある
- 個別なので対応が早いこともある
- 中国輸入に慣れている方に依頼することができる
デメリットは
- お金の信用で最悪無くなることもある
- パートナー選びに時間がかかる
- 物販知識のない個人パートナーだと問題が起こりうる
お金の信用問題で振り込んだけど何も送って来ないということもあります。
実際にパートナーが決まってもいくつか取引をしてみないとレスポンスであったり、日本語がちゃんとできるかは分からないので、時間がかかると言えます。
物販知識のない方だと、例えばコピー商品をチェックせずに入れてきたりなど意思疎通が取りにくいです。
文化の違いというのがあり、なかなか分かってもらえない部分があります。
実際に利用されている人から紹介されるのが1番信用できて安全です。
代行業者を使う
タオバオは「代行業者の担当」もしくは「個別のパートナー」を紹介してもらえます。
ある程度の規模でビジネスを展開していくのであれば、代行業者を使うのがお勧めです。
購入代行はもちろん、在庫確認や価格交渉、返品の可否、またODMやOEMも個別で進めることができます。
受け取りや検品、国際発送までの一連の流れを全て代行業者でやってもらえます。
代行業者を使うメリットは、
- 検品や交渉をしっかりできる
- いろいろなオプションがあり、順応に対応可能
- 様々なパイプがあり、提携工場(専属工場)との取引ができる
- サポートが充実している
- 物販知識が豊富
オプションで例えばタグを縫ったり、少しの補修などこういったこともやってもらえます。
そしてお金の信用も代行業者が立て替えてやってくれますので、騙されてお金が無くなるというのは基本無いと思います。
様々な提携工場や専属工場のおかげでODMやOEMでスムーズに商品開発ができます。
デメリットは
- 月額費や手数料が個人よりは高くなる
- たくさんの顧客がいる為、レスポンスが悪い場合がある
- 細かい内容に対応できない
レスポンスが悪い場合、1週間程かかることもあります。
【代行業者の方を通じてOEMをした時のお話】
私は過去に知人の紹介で代行業者専属の方を紹介してもらいました。
それでOEMというのをやったことがあるのですが、その方は経験豊富で日本語も堪能、レスポンスが良かったです。
実際お金の問題も、日本の会社に所属されていたので日本への支払いで安心して取引が出来ました。
何よりも対応が早くて当時タオバオの5社で色々やり取りをして商品を作って、それを1つに合わせて作るというOEMをやっていました。
その時の対応も朝連絡をしたらもう昼には工場に連絡をして、進捗報告が直ぐに来たことがあります。
スピードが早く、ストレスなく進めることができるのもメリットの1つです。
経験者ということで、写真のやり取りであったりこちらが提案することもスムーズに対応して頂き、商品の確認も細かくしてくれました。
ですので交渉やサンプル作成までに、1ヵ月かからないくらいで終わりまして販売も2ヵ月で出来たこともあります。
おかげ様で品質のいい商品を作ることが出来て、大きく販売を伸ばせたという経験があります。
代行業者が1番お勧めですが、代行業者を通さずに取引して実際に起こったトラブルをお伝えしたいと思います。
【実際に起こったトラブル】
コピー品や粗悪品を輸入してしまうというトラブルです。
メーカー品やブランド品、日本のアニメ系グッズは全て偽物と言っても過言ではないと思います。
ノーブランド品を仕入れるようにしてください。
偽物粗悪品と知らずに輸入しないように注意してください。
そしてお金を振り込んだと同時に音信不通になった、ということがありました。
金額は10万円程でしたが、国を跨げば何の保証もありません。特にお金のやり取りは十分気を付けるようにしてください。
しっかりと保証されているシステムを使いましょう。
そして言葉や文化の違いが合わず、こちらの伝えたいことがなかなか伝わらないことがあります。
実際にやり取りした人しか分からないと思いますが、日本人には本音と建前のような独特の言い回しがあります。
中国にはそういう概念がありません。
嫌なものは嫌、出来るものは出来るなど、はっきりしていますので、この辺で意見が合わないことがあったりします。
連絡が遅い、時間にルーズな面もあります。2日後に返事が来たり、Skypeが繋がらなかったりすることもあります。
手数料をやたらと乗せて請求されたり、人を見て対応される場合もありますので注意してください。
様々な経験を通して、これから中国輸入を始める方は代行業者を使うことが大事だと思います。
最後に代行業者を選ぶポイントをお伝えします。
【代行業者を選ぶポイント】
- 料金(買い付け手数料)が安いこと
- 日本の商品品質 検品基準を理解していること
- 問い合わせなどのレスポンスが早いこと
- 発送が早いこと
料金が安いだけではなく、価格に見合ったサービスがあるかがポイントになります。
レスポンスや商品発送から到着までの早さなどがビジネスの結果に直結します。
まとめ
本日のテーマはタオバオ仕入れ方法を徹底解説、代行業者を使わないと起きるトラブルとは?いうことでお伝えしました。
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日本人はタオバオから基本直接仕入れることができません。
理由は中国銀行口座や中国人の保証人が必要だからです。
中国輸入をする方法3つ
- 個人(自力)で輸入する
- 外注(中国在住)を雇う
- 代行業者を使う
代行業者を選ぶポイントは、
- 料金(買い付け手数料)が安いこと
- 日本の商品品質 検品基準を理解していること
- 問い合わせなどのレスポンスが早いこと
- 発送が早いこと
それぞれメリット・デメリットがあるのですが、個人で直接やるというのは銀行や保証人のことも含めてやはり障壁が高いと思います。
中国輸入について更に詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてください。
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