
今回のテーマは、タオバオショップから失敗しない仕入れポイントです。
私は、せどりと中国輸入で物販ビジネスを7年経験して独立し、現在では、物販講師を勤めており200人以上の物販初心者の方をサポートしてきました。
そんな私がタオバオ 中国輸入仕入れで大損しない方法をご紹介します。
物販に関する個別の質問はLINE@で受け付けています!
中国輸入をする上で知っていてほしいこと
タオバオの商品は写真と同じだとは限りません。
こちらを見ていただくと、
同じ画像が並んでいますが、価格や買っている人数が違ったり、工場の年数など違っている点が色々あります。
このような色んなショップから買っても同じ商品が来ない場合があります。
その理由はタオバオの写真が基本使い回しされているからです。
使いまわした同じ写真を元にそれぞれの工場で同じ商品を製作しています。
ですから素材やデザインが変わっていたり、色が違っていたりすることもあります。
値段が違うのは材料などが異なる場合があるので相場より安すぎる商品には注意が必要です。
今回は商品を見ながらタオバオで仕入れる際に注意するポイント5選をお伝えします。
【仕入れる際に注意するポイント①サイズ】
今回タオバオで仕入れたのは、こちらのボアブルゾンです。
仕入れが129元で販売価格がだいたい4,980円です。
利益は約1,000円となります。
写真で見る限りボア素材で暖かく冬にはすごく人気があり、韓国ファッション風デザインとなっています。よく売れた商品の一つです。
まず一つ目のポイントとして、中国の服や靴のサイズは日本サイズの1~2サイズ小さめが多いです。
このボアブルゾンは全体的には元々大きいものですが、タイトな服はワンサイズ大きめを勧める方が良いと思います。
お客様がMサイズとLサイズどちらが良いかと迷われる場合がよくあります。
その時は必ず大きい方を推奨して下さい。
過去に大人のレディースのSサイズを注文したのに子供服が来たことがあります。
取引をしていると様々なトラブルが起こることもあります。
対策として商品ページに必ず1~2サイズ小さい旨を記載しましょう。
【仕入れる際に注意するポイント②色】
服の色は写真と実物が違う場合があります。
実際のボアブルゾンは真っ白ですが、先程の画像を見ていただくと少しベージュっぽい色になっています。
このように少し色味が違ったりする場合がありますので、実際の色をしっかり伝えないとクレームに繋がります。
微妙に違う場合ならまだ良いですが、まったく違う場合もあります。
対策としては中国の代行業者に写真との色味を必ずチェックしてもらうようにしましょう。
問題があった場合は、実物写真を送ってもらい、買い付けるショップの画像と照らし合わせてどうするか判断するということが良いと思います。
工場がそれぞれの材料で製作している為、材料や素材により写真と違う場合があるので注意して下さい。
【仕入れる際に注意するポイント③材質】
こちらはミドル丈のレディースコートです。
108元で仕入れて販売が4,980円、利益は1,500円程です。
冬から春にかけてスプリングコートやトレンチコートというのはよく売れます。
同じショップで商品を購入しても材質が変わる場合があります。
何故こういったことが起こるかというと、売れすぎて生産が追いつかず材質自体が変わる場合があるからです。
例えば先ほどのコートですが、材質はある程度分厚い生地です。
これが生地自体が薄く、全然違う商品になっている場合もあったりします。
ですので注意して検品チェックしていかないと、違った商品がお客様のところに届いてしまいます。
日本ではなかなか起こらないことですが、中国輸入ではよくあります。
特に生地感が全然写真は分厚いのに、実際はペラペラということもありますので注意が必要です。
更にウールやカシミヤと表記のある商品ですが、ほどんどが違います。
108元の商品、大体2,000円位ですが、2,000円程の価格でカシミヤの商品は購入出来ません。
タオバオの素材というところにカシミヤと堂々と書いてありますが、こういったことはありえませんので注意をしていただきたいと思います。
対策としましては、中国の代行業者に材質や生地も写真と同じか必ずチェックしてもらうようにしましょう。
問題がある場合は写真を送ってもらって確認をしましょう。
【仕入れる際に注意するポイント④ボタン穴】
ポイント4つ目は、ボタンの穴が開いていない場合があります。
世界規模で見ても開いていない場合が多いです。
そういった場合リッパーを使い自分で開けるのですが、特にデニム系商品に多いです。
対策として中国の代行業者にボタンホールが開いているがチェックをしてもらうと良いでしょう。
【仕入れる際に注意するポイント⑤箱】
このようなスニーカーは本当によく売れる商品です。
こちらは88元で仕入れて販売価格は3,980円、利益は1,000円程です。
5つ目のポイントは、靴やハイヒールは箱に入れて送らないということになります。
中国の仕入れサイトは日本のように箱に入れてもらうと、靴にあった箱ではなく、とりあえずの汚い箱に入ってくる可能性があります。
箱に入ってれば何でもいいという考え方があり、更に箱で送ると送料が高くつくデメリットもありますので、箱無しで送ってもらうようにしましょう。
梱包材で包まれた状態で送ってもらうのが基本となります。箱に入れてもらっても、箱自体が汚くてクレームになる可能性がありますので注意してください。
対策としましては、箱は処分し靴自体を綺麗に梱包して発送しましょう。送料も安く済みます。
まとめ
本日は実際に仕入れた商品からタオバオショップから失敗しない仕入れポイント5選をお伝えしました。
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中国輸入をする上で知ってほしいことは、タオバオの商品は写真と同じだとは限らないということをまず認識して下さい。
①中国の服・靴のサイズは日本サイズの1~2サイズ小さめが多い
②服の色は写真を実物が違う場合がある
③同じショップで商品を購入しても材質が変わる場合がある
④ボタン穴が開いていない場合がある
⑤靴やハイヒールなどは箱に入れて送らない
重要なのは「商品知識をつけること」「中国の代行業者の検品の品質を上げ、日本へ不良な商品を輸入しないこと」です。
中国輸入について更に詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてください
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