
今回は「アリババ.comとアリババ1688.comって何が違うの?間違えて使うと大損!?」というテーマでご解説します。
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私は、せどりと中国輸入で物販ビジネスを7年経験して独立し、現在では、物販講師を勤めており200人以上の物販初心者の方をサポートしてきました。
そんな私が中国輸入アリババで損しない方法をご紹介します。
これから中国輸入を始めようとした時に目にするアリババグループの中国仕入れサイトというのは、主に4つあります。
- タオバオ
- アリエクスプレス
- アリババ.com
- 1688.com
その中でもアリババ.comと1688.comは同じアリババなのに仕入れる際に注意をしないと大きく損をするので、5つのポイントを詳しく説明したいと思います。
結論ですけれどもアリババ.comと1688.comでは「1688.com」を使うのが適切と言えます。
アリババ.comと1688.comの特徴
まずこのアリババ.comというのは、中国から海外向けの工場卸サイトになります。
ですので海外に向けて作っているのがこのアリババ.comです。
一方1688.comというのは、中国国内向けの工場卸サイトです。
この1688.comは海外には発送しないということになりますので、この違いを覚えておきましょう。
この2つのサイトで注意する5つのポイントをお伝えします。
- 仕入の数(ロット数)
- 価格
- 仕入先との交渉の違い
- 商品数
- 商品の検品
1.仕入の数(ロット数)
仕入れの数をロット数と言います。
このアリババ.comと1688.comはよく似ていますが、仕入れの数が変わってきます。
基本アリババ.comの方が多めに仕入れないといけない傾向にあります。
例えば100とか500とか大きな単位が結構あるということです。
実際この商品であれば、10セットからということになります。
ただ下の方にサンプルということで1個からでも買えますよとなっていますが、単価が変わってきます。
サンプルの単価→$200.00/Set 1Set
こちらの料金で見ると安いものであれば$120となっていますが、これはサンプルで1つ最小オーダーであり$200ということになります。
一方1688.comで見てみると、1個から4個で319元です。5個から19個までが315元、そして20個以上であれば310元です。
先程はドルでこちらは元になっています。
アリババ.comは海外向けなのでドル表示となっており、1688.comは中国国内向けなので元表示になっています。
このように1688.comであれば1個から注文できる場合もありますし、他に2個とか5個とかもありますが、アリババ.comよりも少ない単位で購入ができるということです。
2.価格の違い
価格の場合はアリババ.comと1688.comであれば、やはりアリババ.comの方が値段が高くなります。
海外に出しているサイトなので、やはり国際価格ということも含め値段が比較的高いです。
ちなみに先程の商品であれば同じように$120です。
$120の場合106円計算すると12,720円で、これが商品で代金となります。
送料はまた別途でかかります。
送料もそれぞれのサイトによって若干変わりますが、この仕入れを基に今回は比較します。
原価としては12,720円となります。
一方1688.comの方は、1個から4個の場合319元×17円=5,423円です。
この段階で先程の金額と大きな差があることが分かります。
実際計算すると12,720円-5,423円=7,297円となり、原価だけ比べるとこれだけ大きな差が出ています。
アリババ.comではサンプルとして1個仕入れが出来ると書いてありましたが
計算すると21,200円になります。その差は21,200円-5,423円=15,777円です。
送料がどれだけ高いと言ってもこの差は大きいでしょう。
国際送料はアリババ.comの方が安い場合もありますが、それでもトータル1688.comの方が安くなることが分かります。
3.仕入先との交渉の違い
アリババ.comは海外向けなので、直接自分でやり取りをすることになります。
基本英語になりますので翻訳サイトを使ってやり取りします。
こちらのContact Supplierを押して頂くとメールでやり取りが出来ます。
確認することは、価格や最低ロット数、日本への送料、支払い条件を聞きましょう。
大体1日か2日で返事が返ってきますので、対応は比較的早いと思います。
また電話でも対応していますので、英語力のある方は電話でされてもいいでしょう。
一方1688.comは代行業者が対応してくれるので、日本語でOKです。
要は代行の方に私たちが日本語で伝えればそれを中国語に変換して聞いてくれます。
中国語で代行業者が買い付けてくれて、質問なども全て日本語で出来てやり易いと思います。
商品数 工場数の違い
アリババ.comは海外向けなので、英語で対応をしています。
ただ中国は基本英語は通じない国ということで、対応できる工場が限定されます。
やはり商品数 工場の数は少なくなります。
逆に1688.comは中国語での対応なので、商品数 工場数が多いです。
代行が中国語で対応してくれるので、仕入れもスムーズに行えます。
商品の検品(品質のリスク)
アリババ.comは直接中国から仕入れることで、日本に送ることが出来ます。
1688.comは中国の代行業者を通して仕入れます。
これは大きな違いです。
なので仕入れる前に商品の検品ができる1688.comで購入する方が商品の品質リスクが上がります。
工場が品質の悪い商品を送付した場合、代行業者であれば中国国内での検品で、中国国内で返品ができます。
ただしアリババ.comであれば検品せずに送られてくるので、日本に来てから返品したいと思っても国際送料の負担が大きくなり、返品ができないということがあります。
やはりそういった意味では1688.comで代行業者から買う方がリスク的に少ないということが言えます。
私も過去に中国の取引で直接取引をした経験があります。
その際カビの生えたアパレル商品を100着ぐらい購入した事があり、連絡をして交渉したにも関わらずなかなか返品に対応してもらえませんでした。
送るのに費用がかかって元々損をしてしまうということで断念した経験もあります。
そういったリスクも考えれば、1688.comを代行業者を使って入れる方がリスクは少なくなります。
まとめ
本日は「アリババ.comと1688.com何が違うの?間違えて使うと大損!?」というテーマでお伝えしました。
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アリババ.comというのは、中国から海外向けの工場卸サイトです。そして1688.comは中国国内向けの工場卸サイトです。
アリババ.comと1688.comで仕入れをする際の注意する5つのポイントは、
- 仕入の数(ロット数)
- 価格
- 仕入先との交渉の違い
- 商品数
- 商品の検品
この5つを比較していただいてどちらがメリットがあるかというと、やはり1688.comの方が初心者が使うには良いと言えます。
ですので初心者が中国から仕入れて販売する際は、1688.comから仕入れることがマストになります。
中国輸入について更に詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてください。
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