
今回のテーマはOEMで売れる商品のポイント、OEMに向いていない商品の特徴をご紹介します。
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私は、せどりと中国輸入で物販ビジネスを7年経験して独立し、現在では、物販講師を勤めており200人以上の物販初心者の方をサポートしてきました。
そんな私がOEMで売れる商品、OEMに向いていない商品のポイントをご紹介します。
OEMをする上で大事なことは
OEMをする上で大事なことは、お悩みを解決する、デザインや機能を追加する、市場があるものを扱っていくということになります。
実際のAmazonで需要があるかしっかり見て、差別化を考えて作成していきましょう。
今回3つの商品を見ながら説明をしていきたいと思います。
【OEMで売れる商品のポイント】①傘
特に梅雨の前後の時期によく売れる商品です。
Amazonでは定番商品ということで、中国にも新商品が毎年のようにたくさん出ています。
検索をしていただくと9万件以上の商品が出てきます。
毎年新しい商品が出てくる大きな市場であると言えます。
どのようにOEMをしていくかというと、パッケージやタグ、説明書などをしっかり作って販売するということです。
実際にAmazonで販売している商品を見ていきましょう。
パッケージにはブランド名があり、しっかりとした箱に入っています。
簡単な説明書やタグがついており、商品自体にもブランド名が書かれています。
非常に大きな市場なので、パッケージやタグ、説明書などをしっかり作り販売するというポイントを覚えておいていただいて市場の小さいところで同じような考えでやっていただけたらと思います。
この傘の場合、こちらのグラフのようにたくさん売れていることが分かります。
ピーク時は月2500本、450万円の市場ということです。
傘だけで100万円くらいの利益が上がっています。
初心者の方は、こういったところをやってもなかなかここまで売ることが難しいと言えます。
検索結果9万件というところから見て、ライバルが多すぎるということです。
だたし、商品を作るところのポイントは既製品をタグ付けやパッケージでオリジナル商品として販売することです。
誰も出来ないものを作っていけば、OEMとして販売もしていけるということになります。
【OEMで売れる商品のポイント】②ワイヤレスチャイム
ワイヤレスチャイムは、コンセントに挿してできるようなものも簡易なものもありますので、香港、深圳、広州の展示会に行くと年々新しい商品が出ていてそれをそのままロゴを印刷したり、パッケージを作って販売することができます。
ワイヤレスチャイムと検索していただくと、1万件の商品が出てきます。
色んなデザインがありますが、一からOEMをしている人は殆どいません。
既製品をどう進化させていくか、というところが大事なポイントです。
OEM差別化のポイントは下記の通りです。
- 呼び出しチャイムの個数
- セット売りの可否
- メロディの多さ
- 防水 小型化 デザイン
- 通信距離
実際にOEMする時は、こういった点が差別化になりますので他に売れている商品よりも性能が良いものを出していくよう心がけて下さい。
いかに他のショップより性能、デザイン、値段の安さで差別化できるか注視し、自分のパッケージや日本語で書いてある簡易な説明書を作って、あかたも自分の商品のように販売していくということが簡単にできます。
実際どれだけ販売があるかというと、売上が60万弱150個ほど売れています。
月間販売個数 156本 157本
月間販売額 592,644円 596,443円
この辺が一番狙いどころです。
60万円弱ですから、3割の利益でも18万円ということになります。
こういったものをOEM・ODMでされるとやり易いと言えるでしょう。
【OEMで売れる商品のポイント】③トレーニンググローブ
トレーニンググローブは主に筋トレなどに使うグローブです。
実際に自分で筋トレするときに使ってみて、こういうものがあったらいいなと思うような機能を付いていくもの一つの手です。
トレーニンググローブの検索結果も1万件程出てきます。
滑り止めがあったり持ちやすい商品などがあります。
2360個 4,078,269円
実際の売上は400万円で2300個売れています。
これも大きな市場です。
ただし考え方として、実際に商品を使ってみて滑り止め部分の改良や手首を固定するマジックテープが簡単に装着できるかどうか等、そういったところに着眼点を置いてみましょう。
この商品の良いところは、縫製系なので簡単に変更したりできるところです。
だぶだぶではなくてピシッとした状態で使う商品なので、脱ぐ時になかなか外せない、その時に取りやすいように持ち手が付いているなど、こういった機能を考えられるかという点も大切になってきます。
既に400万円売れている市場なので、違うやり方で考えてみるとキーワードに注目してみましょう。
サジェストと言いまして、トレーニンググローブと打って次何か打とうとするとトレーニンググローブ レディース メンズなどアンダーアーマーとか色々出てきます。
次のキーワードを入れて検索するとまた次の市場というのが出てくるのでそこで戦うということが皆さんがやるOEMになります。
それで選んだトレーニンググローブのメンズで調べると、検索結果が1万件から三千件になります。
こういった市場が一番狙いやすいです。
縫製系で一番上を狙えなくても、サジェストを利用し小さな市場を探せば10万や20万は稼げます。
【OEMで売れる商品のポイント】市場規模を見て戦う場所を決める
市場規模を見て戦うところを決めていきましょう。
ビックキーワードだけで戦うとなると市場が大きいので、サジェストで2単語目 3単語目を選んで市場を小さくしましょう。
大体売上では月間で30万から100万、この間の商品を狙っていくとやりやすいと思います。
まとめ
本日のテーマは「OEMで売れる商品のポイント OEMで向いていない商品の特徴」をご紹介しました。
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OEMで売れるポイント
①デザインや機能性を良くした他との差別化をした商品で値段は一緒以下にする
②大きな市場ではなくサジェストで探して1つ2つ小さな市場で勝負する
③販売価格が30万円から100万円の市場を狙う
④縫製系がやりやすい
OEMに向いていない商品
①市場が大きすぎる
逆にOEMに向いていない商品は、ビックキーワードだけで戦おうと思ったら5万件 9万件とか1万件という大きな市場になります。
そういったところで戦うとなったらSEOとかスポンサープロダクト広告などで上位に上げるというのはまず出来ないということを覚えておきましょう。
それほど販売しようと思ったら資金力も戦えないと思いますので、そういった市場は狙わないようにして下さい。
②既製品と差別化できない
単純なおまけ付きや同じ商品で価格を安くする
→差別化できない
こういったところが致命的になりますので、完全な差別化で商品自体が良いものであって安く作れるということです。
③家電など1から作ると金型から作るため莫大な費用が必要となる
一見売れるからやれそうに見えますが、1から作ることはまず出来ないと思っておいて下さい。
家電を1から作ろうとなると、金型などが必要で莫大な費用がかかります。
基本は既製品を使うということになります。
OEM・ODMに関して詳しく知りたい方は、下記記事も参考にして下さい
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