
今回は中国輸入で仕入れてはいけない輸入商品をお伝えします。
「中国輸入を検討している」
「中国から輸入を禁止されている商品が知りたい」
「万が一中国から輸入禁止の商品を仕入れてしまった場合どうなる」
このようなお悩みの方に有益な情報をお伝えしています。
中国から輸入禁止の商品を仕入れてしまった場合、最悪逮捕されるケースがあります。
せどりと中国輸入で物販ビジネスを7年経験して独立し200人以上の物販初心者の方をサポートしてきた私が、絶対に仕入れてはいけない中国輸入商品について紹介します。
この記事を読むと下記内容が分かります。
- 中国から仕入れてはいけない商品
- 仕入れてしまった場合の対処法
- 輸入禁止商品の調べ方
中国から輸入が禁止されている商品は2種類
中国から輸入が禁止されている商品は大きく分けると2種類あります。
輸入禁止商品 | 絶対に輸入できない物 |
輸入規制商品 | 輸入はできるが一定の条件をクリアーしなければいけないもの |
まずは、この2つを理解しましょう。
中国は違法な商品が多いため物販初心者にはかなり難易度が高い領域となるので、両者の特徴を抑えておきましょう。
輸入禁止商品
まず1つ目の輸入禁止商品に理解しましょう。
輸入が絶対に禁止されている商品は4つに分類ができます。
【中国からの輸入禁止商品①】ハイブランドのコピー品
ハイブランドなどのコピー品は、中国からの輸入が禁止されています。
中国の仕入れサイトでは、多くのコピー製品が販売されていますがこれを販売すると「商標法」「不正競争防止法」といった法律違反となります。
また、中国の仕入れ先に確認しても必ず「本物です」と返ってきますので信頼してはいけません。
【中国からの輸入禁止商品②】アニメや映画のCD・DVD・フィギュア ・コスプレなど
アニメや映画のCD・DVD・フィギュア ・コスプレなども中国からの輸入が禁止されています。
アニメや映画関連の商品を仕入れて販売した場合、著作権や特許侵害で訴えられます。
2019年に茨城県にて、アニメキャラのフィギュアを、オークションサイトに出品し、著作権法違反の容疑で、製造販売業の男性が逮捕されたケースもあるので、絶対に手を出すのは、やめましょう!
【中国からの輸入禁止商品③】銃・機関銃・刀の形をした物
銃や機関銃、または刀の形をした物も中国から輸入が禁止されています。
形だけでもアウトなのでエアガンや、刀の形をしたおもちゃも輸入が禁止されています。
銃砲刀剣類所持等取締法となり、税関で没収されるので輸入は控えましょう。
【中国からの輸入禁止商品④】薬物、児童ポルノ
薬物、児童ポルノの商品も輸入が禁止されています。
「大麻」「あへん」「覚せい剤」「麻薬」など禁止されているものを輸出した場合は、関税法等で処罰されますので、絶対に輸入をしてはいけません。
輸入規制商品
輸入規制商品に関しては、一定の条件をクリアすれば輸入可能となりますが、中国輸入初心者にはハードルが高くなるため、輸入を控えるようにしましょう。
輸入規制商品に関しては下記の通りです。
【輸入規制商品①】食品
食品衛生法により、乾燥物以外の輸入には事前の許可が必要です。
食品衛生法の他にも食に関しては、下記のように様々な規制があります。
- 植物防疫法
- 酒税法
- 家畜伝染病予防法
- 関税法
- 薬機法
品目によって適用される法律や手続きも異なるので、初心者は食品には手を出さないようにしましょう。
食品衛生法については下記記事を参考にして下さい
【輸入規制商品②】液体
液体も中国から輸入規制商品の対象となります。
輸入経路によって対象かが変わるので注意が必要です。
空輸の場合 | 輸入禁止 |
船便の場合 | 輸入可能 |
【輸入規制商品③】医薬品や医療関係器具
医薬品や医療関係器具(美顔ローラー、脱毛器)等も全て医薬品医療機器等法にて輸入に制限がありますので注意が必要です。
直接肌に触れる商品はダメだと理解して下さい。
そもそも、医療関係器具に関しては、日本で販売するにも医薬品医療機器等法の規定により、事前に販売業の届出が必須となるため、初心者は手を出さないようにしましょう。
【輸入規制商品④】6歳以下対象の幼児向けグッズ
6歳以下対象の幼児向けグッズも輸入規制の対象商品となっています。
幼児は口になんでも入れてしまうため、食品衛生法の安全面から許可が必要な商品が多いです。
基本的に税関の検査は厳しいので、扱わないことをオススメします。
【輸入規制商品⑤】リチウムイオン電池、モバイルバッテリー
リチウムイオン電池、モバイルバッテリーも通常便では、中国から輸入が禁止されていますので注意が必要です。
過去に飛行機でモバイルバッテリーによる火災が起きているためです。
特殊便で送ることは可能ですが費用が合わないので初心者は扱わないほうが無難です。
【輸入規制商品⑥】火薬類
火薬を使った商品、花火などの商品も輸送中に爆発する恐れがあるため、輸入が禁止されています。
火薬類を輸入する場合は、「外国為替及び外国貿易法」に基づく経済産業大臣の承認を受けなければいけないので、初心者は控えるようにしましょう。
【輸入規制商品⑦】電化製品
電化製品に関しても、中国からの輸入規制があります。
コンセントが違うことや、日本ではPSEマークがないと販売できないためです。
また「wifi」「Bluetooth」等の機能を搭載した電化製は「電波法」により規制の対象となり、輸入・販売を行う際は、「技術基準適合証明」が必要になります。
間違って輸入禁止・輸入規制商品を輸入したらどうなる?
間違って輸入禁止・輸入規制商品を輸入した場合は税関で没収され破棄され、お金も戻ってきません。
万が一、税関をスルーして輸入して販売した場合は、アカウント停止や法的問題に発展する場合があるので注意が必要です。
中国から輸入できる商品か判断する方法
中国から輸入できる商品か判断する方法を紹介します。
【方法①】税関に問い合わせる
出典:税関公式HP
【方法②】ジェトロに問い合わせる
出典:ジェトロ公式HP
現在、中国から輸入しようと思っている商品が輸入禁止や規制商品か自分で調べても分からない場合は、税関またはジェトロに問い合わせをすることで回答がもらえますので、試してみましょう。
【方法③】Googole等で調べる
ブランドや特許・商標などを調べたい場合は、Googleを利用して調べてみるのもOKです。
調べても情報が出てこない場合は、「特許情報プラットフォーム」に問い合わせをしてみましょう。
輸入禁止商品と規制商品まとめ
輸入禁止商品(絶対に輸入できない物)
- ハイブランドのコピー品
- アニメや映画のCD・DVD・フィギュア ・コスプレなど
- 銃や機関銃、または刀の形をした物
- 薬物、児童ポルノ
輸入規制商品(一定の条件をクリアーすればOK)
- 食品
- 液体
- 医薬品や医療関係器具(美顔ローラー、脱毛器など)
- 幼児向けグッズ 6歳以下
- リチウムイオン電池、モバイルバッテリー
- 火薬類
- 電化製品
中国輸入について更に詳しく知りたい方は下記記事も参考にして下さい
まとめ
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