
今回はアリエクスプレスで商品を購入しても届かない場合のトラブル対処法について紹介しています。
「アリエクスプレスで購入した商品が届かない」
「アリエクスプレスで返金の申し立てがしたい」
このようなお悩みの方は、是非参考にして下さい。
この記事を読むと下記内容が分かります。
- 商品が届かない際の対処法
- セラーへのメッセージの送り方
- 中国から仕入れをする際の注意点
アリエクスプレスから商品が届かない3つの理由
日本では考えられないですが、アリエクスプレスに出品されている商品は検品がしっかりされていないため、傷や動作不良があったり、別の商品が届くことがあります。
また、商品購入から60日以上経っても届かない事例もあることを知っておいてください。
まずは、商品が届かないとして考えられる理由が3つありますのでそれぞれのケースごとに紹介します。
【ケース①】セラーがそもそも発送をしていない、忘れている
そもそもアリエクスプレスのセラーが発送をしていないケースです。
発送通知が来ていない場合はこのケースの可能性が高いといえます。
対処方法
対処方法としてはセラーに確認の連絡をこまめにいれましょう。
私の場合は返信に2日程、長い場合は1週間程待たなくてはいけないことがありました。
【ケース②】税関で何らかの理由で商品が止められている
税関で何らかの理由で商品が止まってしまっている場合があります。
税関で止まる理由としては、「コピー商品だと判断された」「食品安全衛生に引っかかった」などが考えられます。
税関で止められている場合は、直接税関に理由を聞くこともできますが、既に破棄されている場合などもあり、基本的に日本で通関できなかった時は、アリエクスプレスの返金は難しいことが多いのであきらめるしかありません。
対処方法
対処方法としては、輸入に関する知識をつけ税関で止められることの無いようにしましょう。
中国から輸入が禁止されている商品に関しては、下記記事に詳しく記載があるので参考にして下さい。
【ケース③】宛先不明、何らかの理由でセラーに返送されている
書類の不備、あて先不明、中国国内で通関されなかったなど、ごくまれにセラーに返送されることがあります。
対処方法
セラーに返送されている場合は、補償の対象となる場合が多いので、遠慮なくメッセージを送って状況を確認しましょう。
セラーへのメッセージの送り方
商品が届かない時等は、セラーに商品が届かない旨を送信します。
商品を注文してから10日経った時点で最初のメッセージを送り、以降も10日経つ毎に1回の割合でメッセージを送るのがおすすめです。
50日経過時に、返金を希望する旨を伝えましょう。
メッセージは英語で送る
アリエクスプレスでメッセージを送る場合は、基本英語です。
Google翻訳を使って本文を作成しましょう。
60日経過後はAliExpressに返金保証を求める
中には、返金を渋るセラーがいます。そういったケースは、Open Disputeオープンディスピュート(オープン紛争)を利用しましょう。
Open Disput(オープン紛争)とは
アリエクスプレスは支払ったお金を一時預かっているので、不良品が届いた場合やトラブルにあった場合、販売業者にお金が届く前に「Open Dispute」をすることで、AliExpress ( アリエクスプレス ) が預かっていたお金を返金してくれる仕組みです。
Open Disputeで返金してもらうには、証拠画像をアップロードする必要があるのでトラッキングの画面キャプチャーや、注文番号、トラッキング番号をメモしておきましょう。
間違った商品が送られてきた場合
アリエクスプレスでは違う商品届いてしまうケースもあります。
私の実例ではセラーからは「間違えて送られてきた商品は、好きにしてもらって構わない」というようなメッセージが届き、もちろん再発送もしてくれました。
アリエクスプレスは基本的に単価の安い商品が多いので、そのまま引き取ってくれと言われる場合もあります。
対処方法
写真も添付し、セラーにメッセージを送り、商品と商品が入っていた袋(パッケージ)を添付し、間違えた商品が届いたことを連絡すれば、商品を再発送してくれます。
配送状況を追跡できない理由
アリエクスプレスでは、購入した商品の追跡ができずに現在商品がどこにあるか分からなくなってしまうケースもあります。
配送状況を追跡できないとして考えられる理由が6つありますのでケースをもとにお伝えします。
【ケース①】元々追跡に対応していない
この場合は、配送方法について最初に詳しく確認しておけば回避することができます。
海外からの配送は、税関を通す必要があるなど国内配送とは事情が違うため、必ず追跡可能な配送方法を選択するように気を付けましょう。
【ケース②】中国の地理的な事情
発送手続きまでは完了しているものの、国土が広大な中国の中には貨物配送トラックが来るのに時間がかかる場所もあります。
発送待ちのまま数日間過ごすことも珍しくありません。
【ケース③】発送元が中国ではない
アリエクスプレスは中国の通販サイトですが、注文した商品が必ずしも中国から発送されるとは限りません。
発送拠点を別の国に設けていたり、他国にある仕入れ先から購入者へ直接発送したりするケースもあります。
第三国からの発送となる場合、その国の配送事情によっては中国国内からの発送と比べてさらに時間がかかることがありますので注意しましょう。
【ケース④】追跡番号が間違っている
販売元から通知された追跡番号が間違っているために、追跡できないケースがあります。
タイプ間違いなど、人為的なミスが原因です。追跡番号を何度入力しても該当する追跡データが出てこない場合は、セラーへ確認してみましょう。
セラーにメッセージを送る際は下記の英文を参考にして下さい
教えてくれたトラッキングナンバーは違うと思います。
これが正しいか確認してくれますか?
【ケース➄】タイムラグがある
日本で購入した商品であれば、追跡状況をタイムリーに確認することができますが、アリエクスプレスの場合タイムラグあります。
すでに商品が手元に届いていても、追跡状況が「輸送中」のままになっていることもあります。
情報の更新にはタイムラグがあることを踏まえ、追跡状況はあくまでも目安としてとらえておきましょう。
【ケース⑥】追跡番号がついていないケース
アリエクスプレスでは、必ずしも全ての商品に追跡番号が付与されているわけではありません。追跡番号を付与するか否かに関する明確な基準はないものの、非常に低価格の商品には追跡番号を付けない傾向があります。
1か月経っても2か月経っても届かないような場合は、セラーへ問い合わせてみましょう。
セラーにメッセージを送る際は下記の英文を参考にして下さい
まだ荷物が届きません。確認してください
トラブルにならないための3つのアドバイス
最後にトラブルにならないための3つのアドバイスを紹介します。
個人輸入のルールについて知る
まず中国輸入を始める前に個人輸入のルールについて知る必要があります。
中国から商品を日本に仕入れるには、必ず税関を通ります。
中国から輸入を禁止されている商品や取引数量が制限されていたりする商品もあるため、税関で足止めされる事態がしばしば起こります。
商品が届かないからと言ってセラーを責める前に、購入する側もこのような国際取引上のルールを学び、税関をスムーズに通過できる範囲で利用することが大切です。
補償期間を延長しておく
アリエクスプレスには、購入者保護期間が設けられています。その期間内であれば、こちらが取引完了としない限り商品代金が販売元へ振り込まれることはなく、トラブルにも対応してもらうことができます。
保護期間を過ぎてしまうと、仮に商品が届かなかったとしても返金に応じてもらえなくなるため、期限が切れる前に必ず延長手続きを行いましょう。
受取完了ボタンは絶対に押さない
商品がまだ届いていない状態で受取完了ボタンは絶対に押してはいけません。
アリエクスプレスでは、購入者が届いた商品の検品を終え、「Confirm received(受取完了)ボタン」を押すと取引が完了し、販売元へお金が振り込まれる仕組みになっています。
そのため、このボタンを押してしまったら、「商品が届かない」「届いた商品が間違っている」「破損している」といったトラブルが発生しても一切対応してもらうことができなってしまします、
そのため、商品を確認するまでは決してこのボタンを押さないように気を付けてください。
中国輸入に関しては下記記事も参考にして下さい。
まとめ
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